ビッパサーナ瞑想の門を叩いてみた

身体の健康を食養生でなんとか取り戻したおいらは、いよいよ心の問題へと踏み込んでいった。

そこでまず次にチャレンジしたのは瞑想だった。なぜ瞑想なのかというと、幼いころより気がつくとおいらはネガティブな思考をしていることがほとんどで、自分でわかっていてもこのマイナスの思考の連鎖を止めることができなかった。

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そこで、無我の境地を目指し、世界でもっとも古くからあり、ブッダの瞑想法といわれているビッパサーナ瞑想の門を叩いたのだった。この瞑想法にはいくつかの流派というか、指導者によって教え方に少しの違いがあるのだが、おいらが訪ねたのは、T先生という日本人の方で、日本では20年以上前からこの瞑想法を指導されている偉い先生だった。

この瞑想の講習会は、1日、3日間、1週間、10日間などいくつあるのだが、おいらが選んだのは1日という、最も短いものだった。そして、この最短コースを選んだことが正解だったことを後でつくづく実感した。それは、この瞑想法の修業中は人と話すことは一切せず、ひたすら瞑想し続けるのだが、筋肉の少ない虚弱体質のおいらにとって、何も考えないことはまだしも、座り続けるということ自体が膝や背骨の強烈な痛みで、ほぼ拷問に近い苦行だったからだ。

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瞑想が始まって1時間、2時間と過ぎていくのだが、この1時間が途方もなく長く感じられ、昼食が済んだ時点では、果たして今日の夕方5時近くまで耐えしのぐことができるかどうかまったく自信がなかった。

さらに、自分の呼吸や、腹や、足の筋肉の動きにだけ集中するように言われるのだが、気がつくとおいらの思考は過去の出来事や、これからおこるはずの出来事を考え続けていた。

キョジャッキー

キョジャッキー

大学生で1年留年中の身です。身長169cm、体重50kg。慢性的な金欠のため、日々様々なバイトおよび危ない?仕事に精を出す日々ですが、頑張っていきます!