洗濯表示の記号一覧
服のタグに付いている記号の意味をまとめました。全43種類です。 2016年12月に世界共通の記号(JIS L 0001)へ変わり、2024年8月20日にその記号が改正されました。 ここに載せているのは、改正後の記号です。アイロンの温度の上限が変わり、記号も追加されています。
先に3つだけ覚えると、ほとんど困りません
- 「洗い方」の記号に× …… 家では洗えません。クリーニングに出してください
- 記号の下の線 …… 線が増えるほど弱く扱います。1本なら弱い水流、2本なら非常に弱い水流
- 点の数 …… 温度の上限です。点が少ないほど低い温度にします
洗い方
いちばん左にある、水を張ったたらいのような形の記号です。「洗い方」を表します。家で洗えるかどうかは、これだけで判断できます。中の数字が液温の上限、下の線が処理の弱さを表します。手が描かれていれば手洗いだけです。
- 95℃まで。洗濯機で洗える
- 70℃まで。洗濯機で洗える
- 60℃まで。洗濯機で洗える
- 60℃まで。弱い水流で洗う
- 50℃まで。洗濯機で洗える
- 50℃まで。弱い水流で洗う
- 40℃まで。洗濯機で洗える
- 40℃まで。弱い水流で洗う
- 40℃まで。非常に弱い水流で洗う
- 30℃まで。洗濯機で洗える
- 30℃まで。弱い水流で洗う
- 30℃まで。非常に弱い水流で洗う
- 40℃まで。手洗いだけ
- 30℃まで。手洗いだけ
- 家では洗えない
漂白
三角の記号です。漂白剤を使えるかどうかを表します。斜線が2本入っていたら、酸素系だけが使えるという意味です。白い服の黄ばみを落とすときに、ここを必ず見てください。
- 塩素系・酸素系のどちらも使える
- 酸素系だけ使える。塩素系は使えない
- 漂白剤は使えない
乾燥機(タンブル乾燥)
四角の中に丸がある記号です。コインランドリーや家庭の衣類乾燥機を使えるかどうかを表します。点の数が温度の上限です。ウールはここに×が付いていることがほとんどです。
- 高温で乾燥機を使える(排気温度80℃まで)
- 低温で乾燥機を使える(排気温度60℃まで)
- 乾燥機は使えない
干し方(自然乾燥)
四角の中の線が干し方です。縦線が吊り干し、横線が平干し。線が2本なら脱水せずに干します。左上に斜めの線が入っていたら日陰に干してください。ニットはたいてい平干しです。
- 吊り干し
- 日陰で吊り干し
- 脱水せずに吊り干し
- 脱水せず、日陰で吊り干し
- 平干し
- 日陰で平干し
- 脱水せずに平干し
- 脱水せず、日陰で平干し
アイロン
アイロンの形の記号です。点の数が底面温度の上限を表します。2024年8月の改正で上限の数値が変わりました(200→210℃、150→160℃、110→120℃)。分からないときは低温から始めてください。化学繊維は高温で溶けます。一度溶けると直りません。
- 高温(210℃まで)でかけられる
- 中温(160℃まで)でかけられる
- 低温(120℃まで)でかけられる
- 低温(120℃まで)。スチームは使えない
- アイロンはかけられない
クリーニング(ドライ)
丸の中の文字が、店で使う溶剤の種類です。自分で判断に使うものではなく、クリーニング店への指示です。持ち込むときはタグを見せれば伝わります。
- パークロロエチレンと石油系の溶剤が使える
- 同じ溶剤で、弱い処理なら使える
- 石油系の溶剤が使える
- 石油系で、弱い処理なら使える
- ドライクリーニングはできない
クリーニング(ウエット)
丸の中に W が入った記号です。ドライではなく、専門店が水を使って洗う方法を指します。家庭での水洗いとは別物なので、家で洗ってよいという意味ではありません。
- ウエットクリーニングができる
- 弱い処理のウエットクリーニングができる
- 非常に弱い処理のウエットクリーニングができる
- ウエットクリーニングはできない
2016年より前の服に付いている記号
古い記号は、「洗い方」や漂白の記号の中に「弱」「中性」といった日本語が入っていました。 いま着ている服にも残っています。読み替えの要点は3つです。
- 「弱」の文字 → 記号の下の線。意味は同じで、弱い水流で洗うという指示です
- 「中性」の文字 → 記号からは消えました。かわりにタグの文章で書かれています。ウールやシルクは中性洗剤を使ってください
- 温度は数字のまま。記号の中の数字が水温の上限であることは変わっていません
タグが切ってあって記号が読めないとき
素材から判断します。目安は次のとおりです。
- 家で洗えることが多い …… 綿、麻、ポリエステル、アクリル、ナイロン
- 中性洗剤で手洗いなら可 …… ウール、カシミヤ
- 家では洗いにくい …… シルク、レーヨン、キュプラ、革
それでも分からない場合は、目立たない場所を水で濡らして白い布で押さえてください。 色が付くなら、洗うと色落ちします。 判断のしかたは洗えるか・使えるかの判断にまとめています。
洗い方そのものは洗濯とお手入れ、 迷いやすいところは洗濯・お手入れのよくある疑問、 タグに出てくる言葉の意味は服の用語辞典にまとめています。
