洗濯で色移りしたときの落とし方|乾かす前なら間に合います

服のトラブルを直す 公開 2026年8月10日 約2分で読めます

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この記事の結論

色移りは乾かす前が勝負です。40℃のお湯と洗剤でもう一度洗えば、たいてい落ちます。

最終更新: 2026年8月10日

洗濯で色移りしたときの落とし方|乾かす前なら間に合います
目次4項目
  1. なぜ色移りするのか
  2. 段階ごとの対処
  3. やってはいけないこと
  4. 色移りさせない洗い方

色移りは、乾かす前に気づけばほぼ落とせます。

逆に言えば、乾かしてしまうと難しくなります。だから最優先は「干す前に確認する」ことです。

なぜ色移りするのか

染料は繊維に固定されていますが、水と熱と時間が加わると少しずつ溶け出します。 溶け出した染料が洗濯槽の水に広がり、他の衣類、特に白い綿製品に吸着します。

このとき、染料はまだ表面に付着しているだけです。繊維の内部には入り込んでいません。

ところが乾かすと、水分が抜ける過程で染料が繊維の奥へ入り、そのまま固定されます。乾燥は染色の仕上げ工程と同じことをしています。だから乾かす前と後で難易度が変わります。

段階ごとの対処

状態対処見込み
濡れたまま気づいた40℃のお湯と洗剤で再洗濯ほぼ落ちる
干したが完全には乾いていないすぐ酸素系漂白剤でつけおきかなり落ちる
乾いた酸素系漂白剤を繰り返す薄くなる程度
乾燥機にかけたほぼ戻らない

乾燥機が最も厄介です。 高温で一気に定着するうえ、他の洗濯物にも広がります。色移りの疑いがあるときは、乾燥機に入れる前に必ず広げて確認してください。

やってはいけないこと

とりあえず干す。 一番やってはいけないことです。乾いた瞬間に難易度が跳ね上がります。気づいたらその場で洗い直してください。

色柄物に塩素系漂白剤を使う。 色移りは落ちますが、元の色も一緒に抜けます。「白くなった」ではなく「色が抜けた」状態になり、元には戻せません。

こすって落とそうとする。 染料は繊維に吸着しているので、こすっても取れません。生地が傷むだけです。

熱湯を使う。 染料は溶け出しやすくなりますが、生地が縮んだり、他の汚れが固まったりします。40〜50℃で十分です。

色移りさせない洗い方

濃い色と白は分けて洗う。 手間はかかりますが、これが最も確実です。特に紺・黒・赤は分けてください。

新品は数回、単独で洗う。 染料が最も落ちやすいのは新品のときです。デニムは特に、最初の数回は他のものと一緒に洗わないでください。

洗濯槽に詰め込みすぎない。 水の量が足りないと染料の濃度が上がり、移りやすくなります。7割程度が目安です。

濡れたまま放置しない。 洗濯が終わったらすぐ取り出してください。濡れた衣類が重なったまま時間が経つと、色移りも臭いも進みます。

色移り防止シートを使う。 分けて洗えない事情があるときの保険になります。水に溶け出した染料を吸着してくれますが、これだけに頼らないでください。

手順

  1. 乾かさずにもう一度洗う気づいた時点で乾燥機にも入れず、干しもせず、すぐ洗い直します。乾く前なら染料はまだ繊維に定着していません。
  2. 40℃のお湯を使う水よりお湯のほうが染料が溶け出します。洗濯表示の上限温度を超えない範囲で、できるだけ温かく。
  3. 落ちなければ酸素系漂白剤でつけおき40〜50℃のお湯に溶かし、30分から1時間浸します。色柄物にも使えます。
  4. 色を確認してから乾かす濡れているときは色が濃く見えます。明るい場所で確認し、残っていればもう一度つけおきしてください。

よくある質問

乾かしてしまったら、もう落ちませんか?
難しくなりますが、諦めるのは早いです。酸素系漂白剤の40〜50℃つけおきを繰り返すと薄くなることがあります。ただし完全に戻らない場合が多く、生地も傷むので、状態を見ながら判断してください。
塩素系漂白剤を使ってもいいですか?
白い綿・麻に限れば効きますが、色柄物では元の色まで抜けます。ウールと絹には使えません。まず酸素系を試してください。白物でも生地は確実に傷みます。
色移りしやすい服はありますか?
濃い色の新品、特に藍染めのデニム、赤や紺の綿製品は染料が落ちやすい傾向があります。買ってから数回は単独で洗うと安全です。
洗濯機の中で色移りを防ぐ方法はありますか?
色移り防止シートを一緒に入れると、水に溶け出した染料を吸着してくれます。ただし万能ではないので、濃い色と白は分けて洗うのが基本です。

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