ニットの型崩れを直す方法|伸びた袖口と裾を戻す手順

服のトラブルを直す 公開 2026年8月10日 約2分で読めます

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この記事の結論

伸びた袖口と裾は、お湯につけるかスチームを当てれば縮んで戻ります。全体が伸びた場合は洗って平干しします。

最終更新: 2026年8月10日

ニットの型崩れを直す方法|伸びた袖口と裾を戻す手順
目次3項目
  1. どこが伸びたかで対処が変わる
  2. やってはいけないこと
  3. 伸ばさないための保管

ニットが伸びるのは、繊維が引っ張られたまま形を覚えてしまったからです。

編み物は糸を輪にして組んだ構造なので、引っ張られると輪が広がります。熱と水を使えば、この輪を縮められます。

どこが伸びたかで対処が変わる

伸びた場所原因対処
袖口・裾のリブ手や腰でこすれる、引っ張るお湯かスチームで縮める
肩から袖ハンガーに吊るして保管した洗って平干し
着丈全体吊るして保管、洗濯機の脱水洗って平干し
首まわり頭を通すときに引っ張るお湯かスチームで縮める

部分的な伸びは部分的に直せます。 袖口だけ伸びたのに全体を洗う必要はありません。伸びた場所だけお湯につけてください。

やってはいけないこと

熱湯を使う。 縮ませたいからと熱くしすぎると、縮みすぎたりフェルト化したりします。40〜50℃、触って熱いと感じない程度にしてください。

乾燥機で縮めようとする。 制御できません。全体が縮んで着られなくなります。

濡れたまま吊るす。 水を含んだニットは重く、乾く過程で確実に伸びます。せっかく縮めた分が台無しになります。

強く引っ張って形を整える。 縮めたい方向と逆の力をかけています。手で押さえて形を作るだけにしてください。

伸ばさないための保管

畳んで棚に置く。 これが基本です。ハンガーに吊るした瞬間から、自重で伸び始めます。

どうしても吊るすなら袖をかける。 ハンガーに肩を通すのではなく、身頃を二つ折りにして袖を上からかける形にすると、重さが分散します。

洗濯は手洗いか、ネットに畳んで入れる。 洗濯機の中で引っ張られるのが、伸びの大きな原因です。脱水も短く設定してください。

平干しネットを使う。 ニットを乾かすときの必需品です。平らに広げて乾かせば、形が崩れません。1つ持っておくと、ニット全般の寿命が変わります。

シーズン終わりは洗ってから畳んでしまう。 皮脂が残っていると繊維が硬くなり、次のシーズンに型崩れしやすくなります。

手順

  1. 伸びた部分だけをお湯につける洗面器に40〜50℃のお湯を張り、袖口や裾だけを2〜3分浸します。全体を濡らす必要はありません。
  2. タオルで水気を取る絞らず、タオルで挟んで押さえます。ねじると別の型崩れが起きます。
  3. 形を整えて平らに乾かす袖口なら本来の幅に整えます。乾く過程でその形に固定されます。
  4. 全体が伸びている場合は洗って平干しする中性洗剤で手洗いし、平干しネットに広げて乾かします。吊るすと自重でさらに伸びます。

よくある質問

なぜお湯で縮むのですか?
ウールは熱と水で繊維が縮む性質があるためです。縮んだセーターを戻すときに熱を避けるのと、まったく同じ原理を逆に使っています。だから加減が要り、長く浸けすぎると縮みすぎます。
化学繊維のニットでも戻りますか?
アクリルやポリエステルは熱で縮む仕組みが違い、この方法では戻りにくいです。スチームを当てて形を整え、平らに乾かす方法のほうが向いています。
ハンガーに吊るしてはいけないのですか?
ニットは吊るすと自重で伸びます。特に肩から袖にかけてと、着丈が伸びます。畳んで棚に置くのが正解です。どうしても吊るす場合は、袖を身頃にかけてハンガーに載せる形にしてください。
一度伸びたニットはまた伸びますか?
同じ扱いをすれば伸びます。戻しても繊維が元の強度に回復したわけではないので、保管方法を変えないと繰り返します。

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