低身長のオールインワンコーデ|肩ひもと股の位置で決まる
この記事の結論
低身長のオールインワンは、肩ひもの長さを変えられる形を選び、裾はくるぶしが見える長さに詰めてください。
最終更新: 2026年8月10日
目次42項目
- 低身長がオールインワンで失敗する原因は股の位置が下がることにある
- 縫い目の位置は着てから動かせない
- 股が下がると脚が短く見える
- 布が余ると動くたびに肩が引っ張られる
- 低身長のオールインワンは肩ひも・股の位置・裾の3か所を見る
- 肩ひもは長さを変えられるものを選ぶ
- 肩から股までの長さは手持ちの一着で測る
- 裾は実際に履く靴を履いてから詰める
- オールインワンは形によって低身長への向き不向きが分かれる
- サロペットは肩ひもがあるぶん扱いやすい
- 袖の付いたつなぎはベルトを足す
- 裾の広い形は上半身を体に沿わせる
- オールインワンは素材によって体に付く布の量が変わる
- デニムは厚みで分かれる
- 綿・ツイル・麻は座りジワが股に集まる
- 生地が重いほど肩ひもが伸びる
- 低身長のオールインワンはインナーの合わせ方で見え方が変わる
- 肩ひもが太い形には袖のないインナーを合わせる
- 袖の付いたつなぎは下に薄手のものを着る
- 背中が開く形は下着のひもの位置を確かめる
- インナーの裾はオールインワンより短くする
- オールインワンに羽織りを重ねると腰の線が2本になりやすい
- 短い羽織りは切り替えより上で終わらせる
- 長い羽織りは前を開けたまま着る
- 低身長がオールインワンで避けたい形は3つある
- 腰より下で切り替わる形
- 裾に折り返しが縫い付けてある形
- 肩ひもが固定された長い形
- オールインワンはトイレのしやすさで形を選ぶ
- 前が開く形はそのまま下ろせる
- 背中で留める形は自分で開けにくい
- 出かける前に家で下ろすところまで試す
- オールインワンの丈が余るときは裾を詰める
- 家でできることは肩ひもと裾の2つ
- 店に出したときの料金と日数
- 直せないところを先に知っておく
- 通販では総丈と股下を分けて見る
- 総丈と股下の差が上半身の長さになる
- モデルの身長からは股の位置を計算できない
- オールインワンを買う日は骨格と色を先に決めておく
- 家で決めておくのは形の方向と色
- 店で見るのは股の位置と脱ぎ着
オールインワンは、肩から裾までが1枚でつながった服です。上下が分かれていないぶん、着たあとに直せるところが少なくなります。
ワンピースならベルトで腰の位置を作れます。パンツなら上に着るものを替えられます。オールインワンで直せるのは、肩ひもの長さと裾の丈です。切り替えの縫い目がある形は、その高さがそのまま腰の位置になり、着てから動かせません。
低身長がオールインワンで失敗する原因は股の位置が下がることにある
原因は背が低いことではなく、肩から股までの長さが自分の体より長く作られていることです。
縫い目の位置は着てから動かせない
オールインワンの切り替えは、上半身と下半身をつなぐ縫い目です。この縫い目の高さが、そのまま腰の位置に見えます。
縫い目のある形では、その高さは着てから変えられません。切り替えの縫い目がない形なら、ベルトを足して見た目の腰の位置を作れます。自分の一着がどちらなのかを、まず確かめてください。
股が下がると脚が短く見える
肩から股までが自分の体より長いと、股の位置が下がります。股から下が脚として見えるので、下がった分だけ脚が短く見えます。
これは裾を詰めても直りません。裾で短くできるのは足元の側で、股の位置そのものは動かないからです。
布が余ると動くたびに肩が引っ張られる
長さが余っていると、腕を上げたり座ったりするたびに布が引っ張られます。肩ひもが肩から落ちるのも、たいていはこれが理由です。先に見るのは丈ではなく、肩から股までの長さです。
低身長のオールインワンは肩ひも・股の位置・裾の3か所を見る
順番は肩ひも、股の位置、裾です。この3つが合えば、形は好みで選んで構いません。
肩ひもは長さを変えられるものを選ぶ
股の位置を上げたいときに手が届くのは、肩ひもの長さです。金具やボタンで変えられるものを選んでください。肩ひもを短くすると、股の位置がそのまま上がります。
腰でひもを結ぶ形なら、結ぶ位置を高くしても同じことができます。どちらも付いていない形は、試着して合っていた場合だけにしてください。
肩から股までの長さは手持ちの一着で測る
見るのは股上ではありません。オールインワンは上半身の長さが足されるので、肩の縫い目から股までを1本の長さとして見ます。
いま持っていて股の位置がちょうどいい一着を平らに置き、肩の縫い目から股までを測ってください。この数字が、次に買うときの基準になります。手元に一着もなければ、無理に数字で決めず、店で試着して決めるほうが確実です。
裾は実際に履く靴を履いてから詰める
裾の長さはパンツと同じで、くるぶしが見えるあたりが基本になります。裾が床にたまると、足元に布が余って見えます。
長さは、その一着でよく履く靴に合わせて決めてください。靴の高さが変わると、同じ丈でも数センチ違って見えます。くるぶしまでの長さの測り方は低身長に似合うパンツで説明しています。
オールインワンは形によって低身長への向き不向きが分かれる
分かれ目は、股の位置を自分で合わせられるかどうかです。
| 形 | 向き | 条件 |
|---|---|---|
| 肩ひもを調整できるサロペット | 向く | そのままでよい |
| ウエストで切り替わる形 | 向く | 裾を詰める |
| 腰でひもを結ぶ形 | 向く | 結ぶ位置を高くする |
| 袖の付いたつなぎ | 条件つき | 袖と裾を詰め、ベルトを足す |
| 裾の広い形 | 条件つき | 上半身は体に沿わせる |
| ローウエストで切り替わる形 | 向かない | 脚が短く見える |
| 肩ひもが固定されたロング丈 | 向かない | 股の位置を直せない |
サロペットは肩ひもがあるぶん扱いやすい
肩ひもに金具の付いたサロペットなら、股の位置を自分で合わせられます。低身長でも扱いやすい形です。
胸当ての大きい形は、上半身を布が広く覆います。気になるなら、胸当てが小さいか、首元が開いた形にしてください。
袖の付いたつなぎはベルトを足す
袖の付いた上下続きの形は、切り替えの縫い目がないものが多くあります。そのままだと腰の位置が出ないので、細いベルトを足して自分のウエストの位置で締めてください。
袖丈も見てください。袖が手の甲にかかると、腕の長さが分からなくなります。手首が出るまで詰めてください。
裾の広い形は上半身を体に沿わせる
裾が広い形は、上半身まで大きいと体の線がどこにも出ません。肩ひもの細いものか、胸当ての小さいものを選んでください。
中に着るインナーも体に沿うものにします。服選び全体の考え方は低身長さんの服選びにあります。
オールインワンは素材によって体に付く布の量が変わる
上下が一枚でつながっているので、生地の性質が全身にまとめて出ます。
デニムは厚みで分かれる
厚手のデニムは体に沿わず、股から下が筒のように広がります。薄手のものか、洗いをかけてやわらかくなったものを選んでください。色は濃いめのほうが体に収まります。
色落ちの強いものは他の衣類に色が移るので、色移りの防ぎ方も見ておいてください。
綿・ツイル・麻は座りジワが股に集まる
張りのある生地は、縫った形がそのまま立ちます。裾の広い形だと、下まで幅が落ちません。
もう一つ、座ったときのシワが股のまわりに集まります。上下が分かれていれば裾を引けば伸びますが、つながっていると残ります。長く座る日は、麻のように深いシワの入る生地を避けてください。
生地が重いほど肩ひもが伸びる
オールインワンでは、下半身の布の重さも肩ひもが支えます。厚手のデニムや起毛した生地は、着ているうちに肩ひもが伸びて股の位置が下がります。
重い生地を選ぶなら、肩ひもの幅が広いものか、金具でしっかり留まるものにしてください。夏物の素材の選び分けは低身長の夏におすすめの服に書いています。
低身長のオールインワンはインナーの合わせ方で見え方が変わる
肩ひもの形では肩まわりが開くので、中に着るものが外から見えます。 袖の付いたつなぎでは、下に着たものの厚みが袖に出ます。
肩ひもが太い形には袖のないインナーを合わせる
肩ひもが太い形に袖のあるインナーを重ねると、肩の上で布が二重になります。そこに厚みが出て、上半身が大きく見えます。
袖のないインナーか、肩の近くで切れるフレンチスリーブにしてください。
袖の付いたつなぎは下に薄手のものを着る
袖があるぶん、下に着たものの厚みは袖の中に出ます。厚手のニットを重ねると、袖がふくらんで腕が太く見えます。
寒い時期は、薄手を1枚だけ下に着て、上から羽織るほうが収まります。
背中が開く形は下着のひもの位置を確かめる
背中が大きく開く形では、下着のひもがそのまま見えます。ひもを外せる下着にするか、カップの付いたインナーを使ってください。
透けへの対処は服が透けるときの対策にあります。
インナーの裾はオールインワンより短くする
脇の開いた形では、動いたときに脇からインナーの裾が見えます。そこに横の線が入ると、胴が2つに区切られて見えます。
インナーの裾は、脇の開きより上で終わる長さにしてください。丈の比べ方は低身長に似合うトップスにあります。
オールインワンに羽織りを重ねると腰の線が2本になりやすい
オールインワンには切り替えの縫い目という横の線がすでに1本あります。 そこに羽織りの裾が加わると、腰まわりに線が2本並びます。
短い羽織りは切り替えより上で終わらせる
羽織りの裾が、オールインワンの切り替えより上で終わる丈を選んでください。線が1本にまとまって、そこから下が全部脚に見えます。
避けたいのは、切り替えのすぐ下で終わる丈です。縫い目と羽織りの裾が数センチ違いで並ぶと、腰まわりが二重に見えます。
長い羽織りは前を開けたまま着る
長い羽織りを合わせるなら、前は開けたままにしてください。オールインワンの縦の面が、体の中央に見え続けます。
前を閉じると、外から見えるのは羽織りの丈だけになります。寒くて閉じたくなる日は、最初から短い羽織りを持って出るほうが確実です。アウターの丈は低身長に似合うアウターにまとめています。
低身長がオールインワンで避けたい形は3つある
理由はどれも「股の位置が下がって見えるから」です。
腰より下で切り替わる形
切り替えが腰より下にあると、そこが腰なのだと見えてしまいます。実際より胴の長い体に見えるので、低身長では影響が大きく出ます。
裾に折り返しが縫い付けてある形
折り返しが縫い付けてあると、そこに布の厚みが出ます。足元に横の線ができて、視線がそこで止まります。
裾を詰めると折り返しはなくなります。外してよいか、買う前に考えてください。
肩ひもが固定された長い形
肩ひもが縫い付けてある形は、股の位置を直せません。試着して合っていれば構いませんが、通販で買うのは避けてください。
オールインワンはトイレのしやすさで形を選ぶ
上下がつながっているので、脱ぐときは上半身まで下ろすことになります。 低身長では丈が余るぶん、下ろした裾が床につきやすくなります。
前が開く形はそのまま下ろせる
前にボタンやファスナーが並んでいる形は、上から順に開けて下ろせます。外出先で手間が少ない形です。
肩ひもの金具が前に付いている形も外して下ろせます。買う前にどこが開くか見てください。
背中で留める形は自分で開けにくい
背中にファスナーやボタンがある形は、外出先で開け閉めしにくくなります。ひとりで手が届くかを、家で一度確かめてください。
出かける前に家で下ろすところまで試す
袖を通すだけで終わらせず、実際に下ろしてみてください。裾が床につくなら、詰めてから着てください。外出先で気づいても、その場では直せません。
オールインワンの丈が余るときは裾を詰める
裾は詰められます。まず肩ひもで足りるかを見て、それでも余るなら店に出してください。
家でできることは肩ひもと裾の2つ
肩ひもを短くすると、股の位置が上がって脚の見える範囲が増えます。裾は内側に折り込むと、外に折り返すより足元がすっきりします。
折り込みはその日をしのぐ方法です。 肩ひもをいっぱいまで短くしても裾が余るなら、店で詰めてもらってください。
店に出したときの料金と日数
料金は生地と仕上げ方で変わります。お直し店のマジックミシンの参考価格は次のとおりです。
- パンツの裾を短くする場合 … ステッチ仕上げは税込1,430円から、シングル仕上げは税込1,760円から、ダブル仕上げは税込2,200円から
- ワンピースの丈詰め … 税込3,300円から
オールインワンがどちらの扱いになるかは、店によって違います。上半身がつながっているぶん手間もかかるので、持ち込む前に見積もりを取ってください。
日数は店ごとに違うので、預けるときに聞いてください。
直せないところを先に知っておく
肩から股までの長さと肩幅は直せません。ここが合っていない一着は、裾を詰めても形になりません。買う前に見るのはこの2か所で、裾は後回しで構いません。
通販では総丈と股下を分けて見る
商品ページの数字は、総丈だけを見ると股の位置を見落とします。
総丈と股下の差が上半身の長さになる
総丈が同じでも、股下が短ければ股の位置は下がっています。差の分が、おおよその上半身の長さです。
手持ちの一着で測っておいた「肩の縫い目から股まで」と比べれば、合うかどうかが判断できます。数字の見方はサイズの選び方にまとめています。
モデルの身長からは股の位置を計算できない
身長が書いてあっても、そのモデルの上半身と脚の長さの内訳は分かりません。身長差から股の位置を割り出すことはできないので、写真ではなく数字で判断してください。返品できるかも先に確かめておくと安心です。
オールインワンを買う日は骨格と色を先に決めておく
店に行く前に決めておけることと、店でしか分からないことを分けておくと早く済みます。
家で決めておくのは形の方向と色
肩ひもの太さや生地の厚みが似合うかどうかは、身長ではなく骨格で決まります。まだ調べていなければ骨格診断で確かめてください。
オールインワンは1着で全身の色が決まるので、上下を分けて買うときより選び直しがききません。パーソナルカラー診断も先に見ておいてください。
店で見るのは股の位置と脱ぎ着
試着室では、腕を上げて座るところまでやってください。肩から股までの長さが合っているかが分かります。1枚で全身が決まる点はワンピースと近いので、迷ったら低身長に似合うワンピースも見てください。
オールインワンは、肩ひもと裾さえ自分に合わせられれば、身長を理由にあきらめる必要はありません。肩から股までの長さを一度測っておけば、次からの一着選びが早くなります。
よくある質問
- サロペットとオーバーオールとつなぎは何が違いますか?
- 呼び分けに決まった線はありません。売り場では、肩ひもと胸当てが付いた形をサロペットやオーバーオール、袖と襟の付いた上下続きの形をつなぎやジャンプスーツと呼ぶことが多いです。どれもオールインワンに含まれます。見るところは呼び名ではなく、肩ひもが調整できるかと、股の位置がどこに来るかです。
- オールインワンの色は何を選ぶといいですか?
- 上下がつながっているので、どの色を選んでも体は縦につながります。ここは低身長にとって有利な点です。1色で選ぶなら、濃い色は体に収まり、明るい色は面積が大きく見えます。上下で色が分かれているものは、色の境目が高い位置にあるものにしてください。
- オールインワンが子どもっぽく見えます。
- 生地に張りがありすぎるか、肩ひもが太すぎることが多いです。落ち感のある生地に替えるか、肩ひもの細い形にしてください。靴をスニーカーから少し硬さのあるものに替えるだけでも落ち着きます。中に着るものを白から落ち着いた色にする方法もあります。
- 座ると肩ひもが肩から落ちます。どうすればいいですか?
- 肩ひもが長くて布が余っていることが多いです。まず金具で短くしてください。それでも落ちるなら、背中で交差する形か、後ろがY字になっている形に替えると止まります。市販の肩ひも用のクリップで、背中側の2本を留める方法もあります。
- オールインワンは洗濯機で洗えますか?
- 服のタグにある「洗い方」のマークを先に見てください。家で洗えるなら、金具を留めてから洗濯ネットに入れます。面積が大きいので、ネットは大きめのものにしてください。洗い方の基本は[洗濯の基本](/laundry/)にまとめています。
- 低身長ですが、オールインワンで自転車に乗れますか?
- 乗れますが、股の位置が浅いものだと座ったときに引っ張られます。またぐ動作をしたときに肩が上に引かれる感じがあれば、その一着は自転車には向きません。裾が広いものはチェーンに巻き込むことがあるので、裾を絞れる形か、細めの形を選んでください。
- オールインワンはハンガーに肩ひもだけで掛けていいですか?
- 肩ひもだけで吊るすと、下半身の布の重さが2点にかかって肩ひもが伸びます。クリップの付いたハンガーで腰の位置を挟むか、ハンガーのバーに二つ折りで掛けてください。二つ折りにすると折り目が付くので、着る前に一度掛け直しておくと落ち着きます。シワの伸ばし方は[服のシワの伸ばし方](/trouble/wrinkle/)にまとめています。
- マジックミシン「裾上げ/お直し サービス&料金」 https://www.magicmachine-rs.com/price-list-s/ (2026年8月10日確認)
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